子どもたちの歩みに心を寄せて
園長 石堂 昭彦
新年明けましておめでとうございます。2026年を迎えました。
保護者の皆さまには、主の祝福のうちに、ご家族おそろいで穏やかな新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
お正月の静かな時間の中で、子どもたちはそれぞれのご家庭で、家族と共に温かなひとときを過ごしていることと思います。園はこれから新年の歩みを始めますが、私たちは今、改めて一人ひとりの子どもに思いを向け、今年一年をどのように共に歩んでいくかを心に描いているところです。
本園で大切にしているモンテッソーリ教育は、「自発的な活動を通して心と体の発達を促す」という考え方に基づいています。子どもは、大人に言われたから動くのではなく、自分で選び、考え、やってみる中で、大きく成長していきます。園では、その力が自然に発揮されるよう、子どもの年齢や育ちに合った環境を整え、必要以上に手を出さず、見守ることを大切にしています。
子どもが「できた」と感じる小さな経験は、自信となり、「次もやってみよう」という意欲へとつながります。その積み重ねが、身の回りのことを自分でしようとする気持ちや、友だちを思いやる心、落ち着いて生活する力を育てていきます。私たちは、こうした日々の積み重ねこそが、子どもの確かな土台になると考えています。
年の始まりは、心を静め、自分自身を見つめ直す大切な時でもあります。「あなたがたは世の光である」(マタイによる福音)という、みことばのように、子どもたち一人ひとりが神さまから大切に与えられた存在であり、その中に小さな光を宿していることを、私たちは信じています。その光が、その子らしく輝いていくよう、園では祈りをもって日々の保育に向き合ってまいります。
本年も白百合幼稚園が、子どもたちにとって安心して過ごせる場所であり、ゆっくりと自分の歩幅で成長できる「子どもの家」でありますよう、職員一同、心を一つに努めてまいります。
2026年が、皆さまにとって神さまの恵みと平和に満ちた一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。



