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園だより 2026年5月号

 

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マリアさまの月に寄せて

~ 愛がつながる5月 ~

園長 石堂 昭彦

新緑がいよいよ深まり、風の中にいのちの輝きを感じる美しい季節となりました。園庭には、走り回る子どもたちの笑い声が響き、その一つひとつが神様の創造の恵みの確かさを静かに伝えているように思われます。

入園・進級からひと月が過ぎ、子どもたちは新しい環境の中で日々を積み重ねながら、小さな成長を確かに見せてくれています。

朝、おうちの方の手を離すときの不安そうな表情、そして一日の終わりに見せる安心した笑顔。その両方に、子どもたちの心が懸命に育っている姿を見ることができます。

その姿を見守るおうちの方のまなざしもまた、深い愛に満ちています。言葉にはならない思いを抱えながらも、毎日送り出し、迎え入れるその繰り返しの中に、揺るがない愛情が静かに息づいています。

さて、5月はカトリック教会において、聖母マリアを特別にたたえる「マリアさまの月」とされています。本園ではこの時期に「マリア祭」を行い、子どもたちとともに感謝と祈りの心をささげます。

聖母マリアは、神様のみ旨を静かに受け入れ、人々のただ中にあっても変わらぬ信頼と愛をもって歩まれた方です。マリア祭では、子どもたちが一輪の花をマリアさまにささげます。それは形式ではなく、「ありがとう」「だいすき」「やさしくなりたい」という心そのものの表れです。

その小さな手に握られた花は、まだ言葉にならない思いを抱えながらも、確かに誰かを思う力を宿しています。その純粋なまなざしは、やがて周囲の人々へと広がり、家庭の中にも、園の中にも、静かな愛の循環を生み出していきます。

子どもたちは、愛されることによって、愛することを学んでいきます。ご家庭で日々注がれているまなざしや言葉の一つひとつが、子どもたちの心の奥深くに刻まれ、未来へと続く確かな土台となっていきます。

このマリアさまの月が、私たち一人ひとりにとって、あらためて「愛とは何か」「ともに生きるとは何か」を静かに見つめ直す機会となりますように。

 

 

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